釣り日記 酒楽

清酒は、世界に誇れる素晴らしい日本の伝統と文化なのです
世界の人々が清酒に敬意払ってJAPANESE SAKEと呼ぶのに
今の私たち、本家の日本人は一体どうしたのでしょうか・・・・・・


  
蒸した米を揚げ温度に細心の注意を払い蒸した米を流していきますを 
酒の仕込みはまだ始まったばかり、この後2段目、3段目が仕込まれ
もろみになりタンクの中で発酵を続け約30日位で絞られ清酒になります。
今年はどんなお酒が出来上がるのか今から楽しみで仕方がありません。

杜氏の大野さん 蔵人の峰岸さん
蔵に行った時は、仕込みの水をもらって来るのも楽しみの一つです
水割りの水にするも良し、氷で良し、チェイサーとして使うのも良し
これで お茶やコーヒーをいれればビックリするくらい美味しいですよ
蔵に行くときは、ぜひ空のペットボトルなどを持っていき仕込みの水をもらってきましょう


ただし仕込みや他の作業などで忙しい時期などは相手の事も考えて遠慮するのがマナーです

櫂入れ
2段目、3段目と掛け、ゆっくりと発酵していきます
そして上槽です。機械化をしない手造りのため毎年微妙に出来が違ってきます
でもそれが暖かく、優しく思えるのです
色々な人の色々な思いを込めてもろみが移され絞りが始まります。


もろみ日数32日で上槽になりました早速蔵元に飛んでいき、じっくりと話をしてきました
もちろん試飲もはたして今年の酒の出来は・・・・
一番楽しみで、一番緊張する時です
どんな香りか、どんな味なのか数字だけでは表せない、酒の世界です


あえて、この酒の味については多くを言いません・・・・・
6年前酒米作りから携わってきて、特別の思い入れがあり評価が傾くからです
でも今年の酒も決して期待を裏切りませんでした


無濾過の生原酒から夏の生貯蔵酒、ひやおろし
そして秋には火入れをして熟成させた清酒まで形を変えこれからが楽しみです